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IELTS or ケンブリッジ英検?代表的な英語試験の違いを徹底説明!

2018年5月17日 IELTS試験対策

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IELTSやケンブリッジ英検の試験対策を行うため、英語圏の国へ語学留学を検討している方は多いですよね。ところで、IELTSとケンブリッジ英検ってどう違うの?イギリスの大学へ進学したいんだけど、どっちのテストを受験した方がいい?など、英語試験に関して疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、IELTSとケンブリッジ英検のさまざまな違いについてお伝えします。

IELTSとケンブリッジ英検の基礎情報

IELTS(International English Language Testing System)

海外留学や移住、外国で就職する際などに必要となる英語力を測るためのテスト。アメリカやイギリスを含む、世界約140の国や地域約10,000もの国際機関や政府機関、教育機関で採用されています。受験者は、年間およそ250万人です。

※詳しくはSI-UKのIELTS試験概要ページをご覧ください。

ケンブリッジ英語検定(Cambridge English Qualifications)

ケンブリッジ大学英語検定機構が実施している英語試験。言語能力評価の国際指標であるヨーロッパ共通参照枠 Common European Framework of Reference for Languages (CEFR) に準拠しており、受験者は年間およそ550万人にのぼります。大学や企業、省庁など、20,000を超える世界中の機関で採用されています。

なお、ケンブリッジ英検にはさまざまなレベルが設けられており、英語圏の大学・大学院へ留学する方は、CAE(Cambridge English: Advanced)を受験するケースが多いです。

IELTSとケンブリッジ英検CAEの違い

1. スコアの有効期間

IELTSのスコアが2年間有効なのに対し、ケンブリッジ英検CAEのスコアは生涯有効。よって、一度受験し、好成績を残すことができれば◎です。

2. スコア(結果)が出るまでの時間

ケンブリッジ英検CAEは結果が出るまでに6週間かかります。一方、IELTSはテスト日から約13日でスコアがわかるので、出願・留学までに時間がない方におすすめです。

3. テスト開催日の多さ

IELTS試験は数週間に1回というハイペースで行われています。よって、スコアが芳しくなくても、すぐに受験し直すことが可能。出願まで時間がない方も安心です。一方、ケンブリッジ英検CAEは年に4回しか開催されていないので、一度で合格できるよう事前対策が必要です。

4. 試験時間と内容

IELTSとケンブリッジ英検は、どちらも英語の4つの基礎技能(スピーキング、リーディング、ライティング、リスニング)レベルを測ります。ただ、ケンブリッジ英検CAEは、”Use of English”という文法力を測るテストを受ける必要があるので、試験時間が計5時間と長めです(対するIELTSは3時間)。

また、スピーキングテストにも違いが。IELTSは受験者と試験管の1対1で行われるのに対し、CAEは受検者2名のペアで受ける仕組みになっています。

5. アカデミック英語 vs. 一般英語

IELTSには、アカデミック・モジュール(主に英語圏の大学・大学院に進学予定の方が対象、アカデミック英語を使用)とジェネラル・トレーニング・モジュール(主に海外移住申請を考えている方が対象、一般英語を使用)の2種類があり、リーディングとライティングのテストで出題内容が異なります。一方、ケンブリッジ英検CAEには、一般英語のみが用いられています。

6. スコアの算出方法

ケンブリッジ英検CAEは、全体の60%に正解していない(180~200ポイントを取得していない)と合格できません。これに満たない場合は、一つ下のレベルであるFCE(First Certificate in English)に合格したとみなされ、認定証が発行されます。

一方、IELTSには合格・不合格の概念はありません。スコアは、4.0~8.9までのいずれかの数値になり、その数値が英語力の証明になります。英語圏の大学のほとんどは、IELTSスコア6.5~7.5を達成することを条件としている場合が多く、これに満たない場合は再度試験を受けるか、英語力の底上げを図るプリセッショナル英語コースを受講する必要があります。

以上、IELTS試験とケンブリッジ英検CAEの違いについてお届けしました。英語圏の大学・大学院へ留学する際に学生ビザを取得する場合は、IELTSを受験することをおすすめしますが、単に英語力の証明が必要な場合は、どちらのテストを受けてもOK。もちろん、両方受験して、両方のスコアを提出し、英語力のさらなるアピールを図る、という手もありますね!

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