語学留学をすると、自然に日本語と英語、2つで考えたり、コミュニケーションをとったりするようになります。留学を始めるばかりのころは、2つの言語を操るのは難しいかもしれませんが、そのうちだんだんと頭の中で、上手にやりくりができるようになってきます。
また1つ以上の言語を話せるようになると認知能力にとても有効なことが分かってきています。バイリンガルになると英語を話せるだけでなく、どのような効果があるのでしょうか。今回はバイリンガルになるとどんな効果があるのかについてご紹介します!
もっと効果的にマルチタスクをこなす
認知神経科学者Ellen Bialystok が、バイリンガルとモノリンガル(言語を1つのみ習得している人)とに運転のシュミレーションをさせ、さらに彼らに電話を通して追加で他のタスクを頼みました。(試してみるのはやめましょう!)同時に2つ以上のタスクを行うことで、モノリンガルの人は運転技術全ての分野が下降してしまいましたが、同じ条件でバイリンガルの人はもっと上手にやりくりすることが出来ました。
バイリンガルの人々はいつもマルチタスクな状況におかれているのが影響しているのかもしれません。彼らが1つの言語を話しているときでも、常に2つの言語から単語を見つけ出し、どれが必要かそうでないかを考えています。無意識にこの練習をしていることで脳がもっとすばやく動き、タスクをこなしていくのに慣れていく事が出来ます。
より合理的な決定をする
物事を決めるとき、母国語でも、外国語でコミュニケーションを図っても、同じ決定を下すと思うかもしれません。しかし、シカゴ大学のBoaz Keysarによれば、外国語でコミュニケーションを取ると、人々が無意識のうちに感情的な決定をせずに、もっと意図的で合理的に物事を決めるようになるそうです。
後編も、引き続きバイリンガルであることの効果についてご紹介します!
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