英語を学ぶことで、知識が身につくだけでなく、他の能力を伸ばすこともできるのはうれしい発見です。以前のブログでご紹介したように、英語を学んだことで、もっとマルチタスクに対応できるようになったり、アルツハイマーさえ遅らせることが分かりました。ではクリエイティビティ【創造性】はどうでしょう?英語を学ぶことでもっとクリエイティブになることが可能なのでしょうか。
語学を学習する事は、知識を蓄えて、それを使うだけではないのでしょうか。パブロ・ピカソ、フリーダ・カーロ、などのアーティスト、映画監督のギルモ・デル・トロ、アン・リーなどのバイリンガルで、たくさんの旅をしているクリエイティビティに関わる人々がいます。2つまたは3つの言語を操る彼らは、バイリンガルであることでもっと素晴らしい作品を作れたのでしょうか?
想像性の世界
1967年にJ.P Guilfordによって開発された創造性を図るテストは、クリエイティブの指標といわれる「発散的思考(divergent thinking)」を測定するものです。
想像力テストでは次の4つの能力を検証します。
流暢さ:考え込むことなくアイデアをどのように簡単に生み出せるか
独創性:創造性に溢れた珍しいアイデア
柔軟性:似ている答えではなく、完全に違ったバリエーションを描くことが出来る
精緻さ:思いついたもののディティールを描く力
例えば、たくさんのペーパークリップがあって、2分間の間に、クリエイティビティを駆使して、ここから何を作り出せるかを調べます。 Bangor 大学のコリン・ベーカー教授によると、バイリンガルはこういったテストで通常より良い結果を出す傾向がある事が解りました。
【後編】ではバイリンガルになることで創造性が向上する理由をお伝えします!
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