エジンバラの年末年始にかけての最大のお祭りホグマネイが行われます。
その時の興味深い風習についてお伝えします。
【ファーストフッティング】
ホグマネイが大晦日に始まるときまでに、大掃除をして、料理を作り、家族が集まって年明けを待つのは日本と同様ですね。しかしスコットランドでは12月31日に12時の鐘がなると、誰が一番最初に家に入るかがとても重要です。
その人が黒髪、肌が褐色 背の高い素敵な男性で、片手に石炭、もう一方にはパンを持っていたらその家には幸運がもたらされ1年中豊かになり、
反対に、入ってきたのが金髪で色白の青年だったら、一家にとって、あまり良くない年になると言い伝えられています。
その言い伝えは起源が関係していて、本来バイキングが北方から侵入したときにバイキングを追い払う儀式から始まったと言われています。それにより、金髪、色白の男性がバイキングに見立てられ、襲われた先住民が黒髪で褐色の肌の男性に見立てられています。
ホグマネイのお祭りには黒髪の男性が重宝されるので、黒髪の男性は引っ張りだこで、現在は予約制になっているのだそうです。
【蛍の光】オールド・ラング・サインを歌う
大晦日から新年、12時が過ぎるころ、家族でオールド・ラング・サインを歌い、その歌詞の意味は、「昔をしのんで、これからを生きよう」というもので、ロバート・バーンズが作詞したものです。日本でも有名なメロディですね。
大晦日には誰でも、差別することなく飲ませ、ケンカ相手でもこの日は仲良くという風習があるそうです。
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