IELTSは、英語の4スキル(リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング)の能力をはかる試験で、海外留学や海外移住をされる際に必要な資格の1つです。まだ受けた事のない方もいらっしゃると思うので、このIELTSの内容についてご紹介致します。
リスニング(30分間)
リスニングテストでは、4パートから構成されるおよそ40の質問に答えます。最初の2パートでは、1対1での日常的な会話のやりとりが中心となり、後半の2パートでは、教育などのテーマについて議論する対話が中心となります。
リーディング(60分間)
リーディングテストでは、新聞や雑誌、本などから3つの短い文章を読みます。なかでも、文章についてYes / No / Not Given を解答する問題は、最も難しいといわれます。すべての段落の要旨を見つけ、筆者の考えと一致するかどうかを分析しなければいけないためです。文章を速く効率的に読むためには、最初に止まらず一読し、あとで分からないところに戻ってくることをおすすめします。同じ文にこだわりすぎると時間がかかってしまいます。
ライティング(60分間)
ライティングテストは、2つのタスクで構成されます。タスク1では、与えられた図表やグラフについて、情報を整理し、データを説明し比較する能力をはかります。最低語数は150語で、20分以内で書き上げる目安です。
タスク２では、一般的なトピックに関する自分の意見を書きます。根拠の提示や、考えられる別意見との比較など、説得力のある文章を書く能力が求められます。最低語数は250語で、40分程度が回答時間の目安です。
スピーキング(10～15分間)
スピーキングテストは、試験官と1対1での面接形式で行われます。3つのパートにわかれており、最初のパートでは、家族や学校のことや趣味など、個人的なことを質問されるでしょう。
2つ目のパートでは、試験官から与えられるカードに書かれたトピックについて、1分間の準備時間のあと、2分間スピーチを行います。その後、試験官からスピーチに関する質問をされます。最後のパートでは、2つ目のパートで話したトピックに関して試験官と議論をします。評価のポイントは、流暢さ・首尾一貫性・語彙力・文法の正しさ・発音です。
SI-UK IELTS対策センター
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